まず方法であるが、満1歳までは手でよい。しかしそれ以上になると、そんなことをすれば子供に嫌われる。「遊び心」がいる。そこで日本の玩具「まきとり」(私はずっとくるくるだと思っていた)を使うことを思いついた。あまり長くない全長30cmくらいのがよい。図のように子供の眉間に吹き出す。「面白いことをするよ」と断っておくのがよい。鳩が豆鉄砲を食らった状態に似ているので「ぱちくりテスト」と名づけた。私は昭和38年にアメリカのジョンズホプキンス大学で、有名な小児神経学の教授の診察方法を見た。先生がやおらカバンから取り出したのが、なんとメイドインジャパンの玩具だったのに感銘を受けた。「そうか、日本の玩具は世界に冠たるものか」。それがこのテストの原点である。
